小学生の家庭学習、プリンターはA4で足りる?A3対応が必要?

小学生の家庭学習、プリンターはA4で足りる?A3対応が必要?

A4で足りる家庭とA3が必要な家庭を分ける2つのポイント、B4対応で変わること3つ、買い替えの目安まで、実体験から整理します。

プリンター

本記事はプロモーションを含みます。

小学生の家庭学習用プリンターは、中学受験をしないならA4対応で足ります。ただし我が家はA3対応の複合機を選び、結果的に正解でした。小学校から持ち帰るプリントがB4サイズばかりで、A4機だと毎回「縮小」か「分割コピー」の手間がかかるからです。

とはいえ、A3対応機は本体20kg前後と大きく、置き場所の確保が必要です。だから「B4コピーの手間が気になるか」「置き場所を用意できるか」の2点が、A4とA3の分かれ目になります。

この記事では、ブラザーのA3インクジェット複合機を1年使った体験から、A4で困る場面、選び方の5つの視点、A4・A3あわせて5機種のおすすめ、購入前のFAQまで整理します。

結論

中学受験をしないならA4対応の複合機で家庭学習はまわります。ただし小学校のプリントはB4が多く、A4機だと縮小・分割コピーの手間がかかるので、それが気になるなら本体20kg前後のA3対応機が有力です。

  • 印刷はA4中心で写真も撮るならキヤノン PIXUS TSシリーズ(A4スタンダード複合機)
  • A4で足りるが枚数を多く刷るならエプソン EW-M757T(A4エコタンク/モノクロ数円以下)
  • B4を原寸で扱いたい・中学受験を予定ならブラザー MFC-J7300CDW(A3複合機)。A3が本当に要るのは受験でも小6の夏〜秋から

家庭学習でのプリンターの使い道

家庭学習でのプリンターの出番は、ドリルの反復印刷、解答用紙や方眼紙のプリント、無料学習プリントの印刷、学校の書類のコピーなど。この用途だけならA4対応の複合機で足ります。分かれ目になるのは、次に説明する「B4問題」です。

A4で困るのは、小学校のプリントがB4だから

小学校で配られるテストやプリントは、B4サイズがかなり多いです。B4はA4より一回り大きい紙で、A4対応機ではB4をそのまま印刷・コピーできません。A4に縮小するか、半分ずつ2回に分けてコピーすることになり、枚数がたまると相当な手間です。

中学受験を考えているなら、入試問題やテキストの多くがB4・A3サイズなので、本番と同じ大きさで解く練習の面でも影響は大きくなります。

POINT

「A3対応は中学受験をする家庭のもの」と思われがちです。入試や塾で最も活きるのは事実です。ただし受験をしなくても、小学校のB4プリントは6年間出続けます。判断は「受験するか」ではなく「B4をそのまま扱いたいか」で考えると迷いにくくなります。

A3対応を1年使ってわかった、良かった点と困った点

ここからは、ブラザーのA3インクジェット複合機を1年ほど使ってみての、一人称の感想です。

B4をそのまま印刷・コピーできて手間が消えた

学校のプリントをB4のまま等倍でコピーできるのは、想像以上に快適でした。縮小で字が小さくなることもなく、「これで刷っておけば大丈夫」という安心感があります。

スマホから直接印刷でき、親のほうが使うようになった

Wi-Fi接続に対応していて、スマホの中のPDFや写真をそのまま送って印刷できます。パソコンを立ち上げる必要がないので、気づいたら親のほうが使用頻度が高いくらいです。

学習以外でも活躍。コピー機能は子どもにも好評

AIに考えてもらった1週間分の献立を表にして印刷し冷蔵庫に貼る、といった使い方もしています。また、意外だったのがコピー機能が子どもにウケたこと。塗り絵や工作の型紙を気軽にコピーして「予備」を作れます。A3なら2枚を見開きで本のようにもでき、そこも好評でした。

困った点は大きさ。置きっぱなしにして解決した

A3対応機はかなり大きく、A4機がおもちゃに見えるほどのサイズ差があります。設置スペースは事前によく測ってから購入したほうがいいです。

ただ、我が家は定位置に置きっぱなしにできたので、使うたびに出し入れせずに済みます。棚の一段をプリンター置き場にできるなら、大きさのデメリットはかなり薄まります。

デメリットは大きさ。A4で乗り切る方法もある

我が家はA3対応で満足していますが、一般的なデメリットも公平に挙げます。

  • 本体が大きく重い:家庭用のA3複合機は本体20kg前後が多く、設置や移動が大変。
  • 動作音:機種により印刷時の音が気になることがあります。
  • 用紙の調達:B4・A3の用紙はコンビニにほぼ無く、通販などでまとめ買いになります。
  • 初期費用:A4機より本体価格は高めです。

A4機のまま乗り切る方法もあります。B4はコンビニのマルチコピー機や塾のコピーサービスを使う、A4を2枚に分けて貼り合わせる、などです。中学受験でも、A3が本当に必要になるのは過去問演習が本格化する小6の夏〜秋以降が一般的な目安。それまではA4機で進め、必要になってから買い足す・レンタルする判断もあります。

選び方は5つの視点。タイプ別の比較も

機種を比べるときは、次の5点を見ると失敗しにくいです。

  1. インク方式:文字中心はにじみにくい「顔料インク」対応が安心。枚数を刷るならインク代を下げられる「エコタンク」タイプ。
  2. ランニングコスト:本体価格より1枚あたりの印刷コスト。メーカー公表値でモノクロ数円以下が目安。
  3. ADF(自動原稿送り)と両面スキャン:テキストを大量にデータ化するなら必須級。
  4. 給紙トレイが2段あるか:A4とB4を入れっぱなしにでき、差し替えが不要に。
  5. Wi-Fi・スマホ印刷とスキャンサイズ:「A3印刷はできてもスキャンはA4まで」の機種もあるので、見開きスキャンをしたい人は要確認。
タイプ B4・A3の印刷/コピー 本体サイズ 価格帯 向いている家庭
A4スタンダード複合機 ✕ 縮小・分割が必要 小 手ごろ 印刷はA4中心。年賀状・写真も刷る
A4エコタンク複合機 ✕ 縮小・分割が必要 中 中 A4で足りるが印刷枚数が多い
A3インクジェット複合機 ○ 原寸でそのまま 大(20kg前後) 高め B4を原寸で扱いたい/中学受験を予定

※各社モデルにより差があります。価格・仕様は執筆時点の目安です。

おすすめ5機種:A4は2つ、A3は3つ

※価格・仕様は執筆時点の目安です。

1. A4スタンダード複合機(キヤノン PIXUS TSシリーズ など)

  • 特徴:写真もきれいに印刷でき、本体もコンパクト。家庭用の定番。
  • どんな家庭に向くか:刷るのはA4中心で、年賀状や写真プリントもしたい家庭。まずは最小限から始めたい家庭。
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2. A4エコタンク複合機(エプソン EW-M757T など)

  • 特徴:大容量インクで1枚あたりの印刷コストが低い。ドリルの反復印刷など枚数を刷る使い方に強い。
  • どんな家庭に向くか:中学受験はしないが家庭学習の印刷量が多い家庭。A4で足りるが印刷コストは抑えたい家庭。
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3. A3インクジェット複合機・標準モデル(ブラザー MFC-J7300CDW)

  • 特徴:A3・B4対応、ADF、自動両面、両面スキャン、2段トレイを備えた定番。我が家で使っているのはこのタイプで、本記事の体験談もこの機種によるものです。
  • どんな家庭に向くか:小学校のB4プリントを縮小せず扱いたい家庭。中学受験を予定し、コピー・スキャンも家で完結させたい家庭。

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4. A3インクジェット複合機・大容量/高速モデル(ブラザー MFC-J7500CDW)

  • 特徴:3番の上位タイプ。印刷が速く、1枚あたりのコストもさらに低い(メーカー公表値)。
  • どんな家庭に向くか:兄弟が複数で印刷量が多い家庭。受験学年で毎週大量に刷る家庭。

5. 他社のA3複合機(エプソン PX-M6011F など)

  • 特徴:A3ノビ対応、2段トレイ、FAXつき。顔料インクで文字がくっきり。
  • どんな家庭に向くか:すでにエプソン製品に慣れている家庭。A3対応で他社も比較したい家庭。

まとめ:迷ったら「1か月で刷るもの」を書き出す

中学受験をしないなら、A4対応のプリンターで家庭学習はまわります。分かれ目はB4プリントの縮小・分割コピーが気になるかどうかです。

我が家はその手間をなくしたくてブラザーのA3対応複合機にしました。場所は取りますが、Wi-Fi印刷やコピー、学習以外の用途まで含めて家族みんなで使える道具になっています。

迷ったら「この1か月で家庭で刷りたいもの」を書き出してみてください。A4の問題プリント中心ならA4機、学校のB4プリントのコピーや見開き印刷が多そうならA3対応、と判断しやすくなります。

よくある質問

A4対応のプリンターと、具体的に何が違いますか?

最大の違いは、B4・A3をそのまま扱えるかどうかです。A4対応機では小学校で多いB4プリントを原寸でコピー・印刷できず、縮小か分割が必要になります。A3対応機ならB4を等倍でコピーでき、見開きのプリントもそのまま出せます。印刷スピードや2段トレイなど、作業を効率化する機能もA3対応機のほうが充実している傾向です。

インク代(ランニングコスト)はどのくらいかかりますか?

機種によって幅がありますが、大容量インクやエコタンクに対応したモデルなら、モノクロ1枚あたり数円以下に抑えられます(各社のメーカー公表値・執筆時点)。家庭学習は白黒印刷が中心になりやすいので、カラーの単価より「モノクロの単価」と「インクの入手しやすさ」を見て選ぶと失敗が少ないです。

置き場所はどのくらい必要ですか?大きいと聞いて不安です。

家庭用のA3複合機は本体20kg前後で、使うときはトレイを開くため奥行きも増えます。棚の1段をまるごと占めるくらいのイメージです。我が家は定位置に置きっぱなしにして、使うたびに動かさない運用にしたら気にならなくなりました。購入前に幅・奥行き・高さを実際に測っておくと安心です。

子どもだけでも使えますか?

コピーは操作が分かりやすく、低学年でも「原稿を置いてボタンを押す」だけで使えます。我が家では子どもが宿題プリントや塗り絵の予備を自分でコピーしています。ただし、インクや紙の補充、紙づまりの対応は大人の役割です。最初のうちは使い方を一緒に確認してあげると安心です。

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