主要5教材を対応学年・端末・料金(税込・執筆時点)で一覧比較。料金は月1,815円〜1万円超と約6倍の幅があり、選ぶ軸は「全科目か1科目か」です。
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小学生のタブレット教材は、「有名だから」で選ぶと合わないことがあります。教材によって、対応学年・端末・難易度・料金が大きく違うからです。料金だけでも、月1,800円台から1万円超まで開きがあります(メーカー公表値/執筆時点)。
まず決めるのは2つです。全科目をまとめて1つの教材で見たいのか、それとも算数などの1科目を深めたいのか。そして、専用タブレットが届くタイプがいいのか、手持ちのiPadなどを使うタイプがいいのか。
この記事では、主要5教材を一覧で比較し、目的別にどれが向くかを整理します。
結論
選ぶ軸は「全科目をまとめたいか、算数など1科目を深めたいか」と「専用タブレットか手持ち端末か」の2つです。料金は月1,800円台〜1万円超と幅があるので、目的から絞ります。
- 低学年で全科目・一人で使わせるなら、専用タブレットのスマイルゼミかチャレンジタッチ
- 発展・記述まで、または映像授業で先取り・戻り学習をしたいなら、手持ち端末のZ会かスタディサプリ
- 算数のつまずきを解消したい・先取りしたいなら、無学年制のRISU算数
まず「全科目型」か「1科目特化」かで分ける
- 全科目型:国算理社英を1つの教材でカバー。スマイルゼミ、チャレンジタッチ、Z会がここ。日々の学習と定期テスト対策をまとめたい家庭向き。
- 1科目特化:RISU算数のように、1教科を深く。つまずきや先取りが目的の家庭向き。全科目型と併用することもできます。
- 映像授業型:スタディサプリは、プロ講師の映像授業とドリルが中心。安く、先取りや戻り学習の自由度が高い一方、自分で進める力が要ります。
「有名だから」「友だちがやっているから」で選びがちですが、教材によって難易度も進め方も違います。標準的な内容をコツコツなら専用型、発展・記述まで求めるなら Z会、映像で先取りや戻り学習ならスタディサプリ、算数のつまずき解消なら RISU、と目的で分けると失敗が減ります。無料体験がある教材は、申し込み前に子どもに触らせて反応を見てください。
主要5教材の比較
| 教材 | タイプ | 対応学年 | 端末 | 料金の目安(税込・メーカー公表値/執筆時点) |
|---|---|---|---|---|
| スマイルゼミ 小学生コース | 専用タブレット・全科目 | 小1〜6 | 専用(別途 約10,978円、12か月継続前提) | 標準クラス 小1で月3,630円〜(12か月一括の月あたり。学年で上昇) |
| 進研ゼミ チャレンジタッチ | 専用タブレット・全科目+紙の副教材 | 小1〜6 | 専用(6か月以上の継続で実質0円) | 毎月払い:小1 月4,080円/小3 月5,480円/小6 月7,970円(小1は12か月一括なら月あたり3,300円) |
| Z会 小学生タブレットコース | 手持ち端末・全科目+探究 | 小1〜6(3〜6は5科目セット) | 自分で用意(iPad など) | 6か月一括の月あたり:小1 月4,465円/小3 月8,360円/小4 月8,930円/小5 月9,975円/小6 月10,925円(毎月払いは5%高い。12か月一括のプランはなし) |
| スタディサプリ 小学講座 | 手持ち端末・映像授業+ドリル | 小1〜6(映像授業は小4〜が中心) | 自分で用意 | ベーシックコース:12か月一括 21,780円(月あたり1,815円)/毎月払い 月2,178円(いずれもWeb申込の場合) |
| RISU算数 | 専用タブレット・算数特化・無学年制 | 無学年(年長〜受験基礎まで) | 専用(安心サポート 3,300円が必須) | 基本料(年額一括)+利用料 月0円〜8,778円(進み具合で変動) |
※料金・対応学年は各社公式サイトの表示・執筆時点(2026年10月)の目安です。進研ゼミは一括払いのキャンペーン割引を含まない通常の受講費、Z会は2026年度の会費です。進研ゼミは2027年度4月号以降に受講費を変更する予定と公表しています。クラスや支払い方法、キャンペーンで変わるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
小3で比べても、月1,815円(スタディサプリ)から月8,360円(Z会)まで約4.6倍の差があり、「タブレット教材」とひとくくりにはできません。全科目セットのZ会は高めですが記述・探究まで含み、映像授業のスタディサプリは安いぶん自走力が要ります。
難易度と進め方の違い
- スマイルゼミ/チャレンジタッチ:教科書に沿った標準的な内容。学年ごとに配信され、自動採点で丸付け不要。低〜中学年の毎日の学習に向く。
- Z会:標準より難しめで、記述や考える問題が多い。中学受験の基礎づくりや、余力のある子向け。
- スタディサプリ:学年をまたいで映像授業を見られる。先取り・戻り学習の自由度が高いが、視聴計画は保護者や本人が立てる。
- RISU算数:間違いから自動でさかのぼり、その子のレベルで出題。算数のつまずき解消と先取りに特化。
安全面と保護者の手間
低学年で一人で使うなら、動画サイトなどにつながらない専用タブレット型が無難です。スマイルゼミとチャレンジタッチは、学習外のアプリやサイトに移動できない設定になっています。
手持ち端末を使うZ会・スタディサプリは、利用時間やアプリの制限を保護者が設定します(iPadはスクリーンタイム、Androidはファミリーリンク)。丸付けは、スマイルゼミ・チャレンジタッチ・RISUは自動、スタディサプリのドリルも自動、Z会は科目により保護者の関わりが必要な部分があります。
教材別・どんな家庭に向くか
1. スマイルゼミ 小学生コース
- 特徴:専用タブレットで全科目。ペンの書き心地に定評があり、手をついても書ける。2025年からAIが対話でヒントを出す機能も。
- どんな家庭に向くか:全科目を1台で、書く学習も重視したい家庭。低学年で一人で使わせたい家庭。

2. 進研ゼミ チャレンジタッチ
- 特徴:専用タブレットに加え、紙の副教材や実験・工作の付録が届く。英語のスピーキング練習機能あり。6か月以上の継続で端末代が実質0円。
- どんな家庭に向くか:タブレットと紙の両方を使いたい家庭。付録で興味を広げたい家庭。
3. Z会 小学生タブレットコース
- 特徴:手持ち端末で、標準より難しめ・記述重視。1・2年は国語・算数・みらいたんけん学習(英語・プログラミング含む)、3〜6年は5科目+未来探究学習のセット。料金は高めで、小3で月8,360円(6か月一括の月あたり/メーカー公表値・執筆時点)。支払いは毎月払いか6か月一括払いです。
- どんな家庭に向くか:発展的な内容や記述力を伸ばしたい家庭。中学受験の基礎を固めたい家庭。
4. スタディサプリ 小学講座
- 特徴:プロ講師の映像授業とドリルを、手持ち端末で。ベーシックコースひとつで小1〜高3の講座を視聴でき、月1,815円(12か月一括の月あたり/メーカー公表値・執筆時点)と安い。テキスト冊子は別売り(PDFは無料)。
- どんな家庭に向くか:費用を抑えたい家庭。先取りや戻り学習を自分のペースで進めたい家庭。
5. RISU算数
- 特徴:算数専用・無学年制。間違いから自動でさかのぼって出題。利用料は進み具合で変動する。
- どんな家庭に向くか:算数のつまずきを解消したい、または先取りしたい家庭。全科目型と併用したい家庭。
よくある質問
- スマイルゼミとチャレンジタッチ、どちらがいいですか?
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どちらも専用タブレットの全科目型で、内容は標準的です。大きな違いは、チャレンジタッチは紙の副教材や付録が届くこと、スマイルゼミはタブレット内で完結し書き心地に定評があることです。料金は学年・支払い方法で変わるので、最新の会費を両社の公式サイトで比べ、無料体験や資料で子どもの反応を見て決めるのが確実です。
- タブレットは自分で用意しないといけませんか?
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教材によります。スマイルゼミ・チャレンジタッチ・RISUは専用タブレットが届きます(別途費用や継続条件あり)。Z会・スタディサプリは、手持ちのiPadやAndroidタブレットを使います。手持ちがない場合は、端末代も含めて総額を比べてください。対応する端末の条件は各社の公式サイトに明記されています。
- 紙の教材とどちらがいいですか?
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タブレット教材は自動採点・動画解説・間違い直しの反復が得意で、続けやすさに強みがあります。じっくり書いて考える学習は紙が向くという意見もあります。チャレンジタッチのように紙を併用できる教材や、Z会のように紙コースを選べる教材もあります。まずタブレットで様子を見て、書く量が足りないと感じたら紙のドリルを足す家庭が多いです。
- 途中で他の教材に変えられますか?
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変えられます。ただし専用タブレット型は、短期で解約すると端末代の請求が発生することがあります。たとえばチャレンジタッチは、受講6か月未満で退会すると8,300円(メーカー公表値/執筆時点)がかかります。まず無料体験や短期での受講で相性を確かめ、合いそうなら継続、という順番だと無駄が出にくいです。解約の条件は申し込み前に確認しておいてください。

