格安SIMの音声は月290円〜。GPS(月500〜750円)との月額差は小さい。ただし決め手は費用より「学校で使えるか・連絡が要るか・管理できるか」です。

本記事はプロモーションを含みます。
「格安SIMなら携帯を持たせても費用があまり変わらない。それならGPSより携帯では?」という声が増えています。実際、格安SIMの音声プランは月290円台からあり、お下がりのスマホに挿せば、GPS専用端末の月額とほとんど変わりません。
ただ、費用が並んでも中身は別物です。GPS端末は「位置を知る」だけの割り切った道具で、電池が長持ちし、学校でも認められやすい。スマホは連絡もできる代わりに、充電・フィルタリング・時間管理・紛失対応が親の仕事として増えます。
この記事では、GPS端末・キッズケータイ・格安SIMスマホ・見守り特化スマホの4方式を、初期費用と月額に分けて比較し、学年別の選び方まで整理します。金額は執筆時点の目安です。
結論
月額だけ見ると、格安SIMのスマホ(月290円〜)とGPS端末(月500〜750円)の差は小さい。だが選ぶ基準は費用より「学校で使えるか・連絡が要るか・管理できるか」です。
- 低学年・学校でも持たせたい・連絡は不要なら、GPS専用端末
- 行動範囲が広がり、通話やメッセージが要るなら、キッズケータイ(大手3社)
- 管理を続けられる・高学年なら、格安SIM+お下がりスマホや見守り特化スマホ(TONEモバイル など)
4方式の初期費用と月額
| 方式 | 初期費用(端末) | 月額の目安(税込) | できること | 学校持ち込み |
|---|---|---|---|---|
| GPS専用端末 | 約4,500〜5,500円 | 約500〜750円 | 位置確認、エリア通知(トーク版は音声メッセージ) | 学校のルールによる(電源オフで可の例あり) |
| キッズケータイ(大手3社) | 端末 約1万円(分割・割引あり) | 約550円〜 | 通話・SMS(連絡先を制限)、GPS、ブザー | 禁止の学校が多め(許可制の例も) |
| 格安SIM+お下がり/中古スマホ | 0〜20,000円(お下がりなら0円) | 音声SIM 約290〜1,100円 | 通話・メッセージ・アプリ(要フィルタリング) | スマホ扱いで禁止が多い |
| 見守り特化スマホ(TONEモバイル) | 端末代 | 基本料+見守り機能で 約1,600円〜 | 通話・位置確認・利用制限・歩きスマホ通知など一式 | スマホ扱い |
※金額・プランは各社公式サイトの表示・執筆時点(2026年8月)の目安です。キャンペーンや改定で変わるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
GPS端末は学校で認められることが多いですが、スマホやキッズケータイは持ち込み禁止の学校が多いです。まず通っている学校のルールを確認してください。
「格安SIMなら費用が変わらないからGPSは不要」と考えがちですが、費用が並んでも中身は別物です。GPS端末は電池が数日〜1週間もち、余計な機能がなく、学校でも認められやすい。スマホは連絡もできる代わりに、毎日の充電、フィルタリング、使用時間の管理、紛失時のリスク対応が親の仕事として増えます。費用より「手間とリスク」を天秤にかけてください。
2年間の総額で比べる
初期費用に月額×24か月を足すと、おおまかな総額が見えます(執筆時点の目安)。
- GPS専用端末:本体約5,000円 + 月600円×24 = 約1.9万円
- キッズケータイ:端末約1万円 + 月550円×24 = 約2.3万円(割引で下がることあり)
- 格安SIM+お下がりスマホ:端末0円 + 月400円×24 = 約1.0万円(端末を買うなら+1〜2万円)
- 見守り特化スマホ:端末代 + 月1,600円×24 = 約3.8万円〜
お下がりスマホがある家庭なら、格安SIMがもっとも安く上がります。端末から用意するなら、GPS端末が手軽です。
費用以外で見るべき3点
1. 学校で使えるか
多くの学校で、通話機能のないGPS端末は「電源を切ってランドセルに入れるなら可」とされることがあります。スマホ・キッズケータイは禁止が多めです。学校のきまりに合わないものを買っても、登下校中しか使えません。
2. 連絡(通話・メッセージ)が必要か
位置がわかれば十分ならGPS端末、「今どこ」「迎えに行く」のやり取りが要るならキッズケータイ以上です。GPSのトーク版でも音声メッセージはできますが、電話のような即時のやり取りには向きません。
3. スマホの管理を続けられるか
格安SIMのスマホは、フィルタリング、使用時間の制限、アプリの管理を保護者が設定し、続ける必要があります。iPhoneは「スクリーンタイム」、Androidは「ファミリーリンク」で管理します。この手間を負担に感じるなら、機能を絞ったGPS端末やキッズケータイが向きます。
学年別の選び方の目安
- 低学年(1〜2年):GPS専用端末。まず「居場所がわかる」で十分。学校でも認められやすい。
- 中学年(3〜4年):習い事や留守番が増え、連絡の必要が出てきたらキッズケータイを検討。
- 高学年(5〜6年):本人が使いこなせる年齢。管理を前提に、格安SIM+スマホや見守り特化スマホへ。スマホ所有率は小学校高学年で過半数、初めて持つ平均年齢は10歳前後という調査もあります。
GPS端末の詳しい選び方(機種比較・電池もち・通知機能)は小学生のGPS・防犯グッズの選び方にまとめています。
方式別のおすすめ
1. GPS専用端末
- 特徴:位置確認に特化。電池が長持ちし、余計な機能がない。学校で認められやすい。
- どんな家庭に向くか:低学年。連絡は不要で、居場所だけ知りたい家庭。
2. キッズケータイ(大手3社)
- 特徴:通話・SMSができ、連絡先を制限できる。GPSとブザーも標準。端末代がかかる。
- どんな家庭に向くか:連絡の必要が出てきた中学年以降。同じキャリアの家族と使う家庭。
3. 格安SIM(音声プラン)
- 特徴:お下がりのスマホに挿すだけで、月数百円台から。日本通信・HISモバイル・mineoなど。フィルタリングは自分で設定。
- どんな家庭に向くか:使えるスマホがあり、管理の手間を引き受けられる家庭。
4. キッズ向け格安スマホ(Hamic など)
- 特徴:子ども向けに機能や連絡先を絞ったスマホ。SNSやアプリのインストールを制限しやすい。
- どんな家庭に向くか:スマホは持たせたいが、管理をなるべく簡単にしたい家庭。
5. 見守り特化スマホ(TONEモバイル)
- 特徴:位置確認、利用時間制限、歩きスマホ通知、不適切撮影の検知などの見守り機能が一式そろう。
- どんな家庭に向くか:スマホを持たせるが、見守りと制限をまとめて任せたい家庭。
よくある質問
- 格安SIMのスマホとGPS端末、結局どちらが安いですか?
-
お下がりのスマホがあるなら、格安SIM(音声プラン月290円台〜)が最も安く上がります。端末から買うなら、本体約5,000円のGPS端末のほうが初期費用は軽いです。月額の差は小さいので、総額はお下がり端末の有無で決まります。ただし安さだけでなく、学校で使えるか、管理の手間を負担できるかも含めて判断してください。
- GPS端末とキッズケータイ、両方はいりませんよね?
-
基本は片方で足ります。連絡が不要な低学年はGPS端末、連絡が必要になったらキッズケータイへ切り替える、という段階の分け方が一般的です。ただし、学校ではGPS端末(電源オフ)、放課後はキッズケータイ、と使い分ける家庭もあります。まずはどちらか1つで始め、必要が出てから見直すのがおすすめです。
- お下がりのスマホを渡すとき、最低限やることは?
-
OS標準の機能で、フィルタリング(有害サイトの制限)、アプリのインストール制限、使用時間の制限、位置情報の共有を設定します。iPhoneは「スクリーンタイム」、Androidは「ファミリーリンク」です。あわせて、連絡先を家族と決めた相手だけにし、課金やSNSのルールを本人と確認します。設定は渡す前に済ませてください。
- 電池のもちはどのくらい違いますか?
-
GPS専用端末は、1回の充電で数日〜1週間程度もつものが多いです。スマホは使い方にもよりますが、バッテリーにもよります。充電忘れがあると見守りが切れるため、充電を毎日の習慣にできるか、週1回で済ませたいかも選ぶ材料になります。GPS端末のほうが「入れっぱなし」にしやすいです。

